看護部 活動


関門医療センターでは、今年度も19名の新人看護師を迎えました。
新人看護師は入職後約1週間、集合研修で看護技術を学びます。
副看護師長や経験豊かな先輩看護師の指導を受けながら、シミュレーターを使って注射や採血の練習を行い、
患者さんへ安全な看護が提供できるよう日々努力しています。








これからたくさんの経験を重ね、一人前の看護師として成長していきます。


令和7年3月27日に令和6年度の特定行為研修の修了式を迎え、2名の看護師が特定行為研修修了者となりました。
特定行為研修は、看護師が手順書に基づいて特定の医療行為を行うために必要な知識や技術を習得する研修です。
患者さんの身近にいる看護師が特定行為を行うことによって、迅速な対応が可能になります。


手術室 森 万純
昨年9月から半年間、特定行為研修術中麻酔管理領域パッケージを受講し、このたび修了しました。
今後は、「人工呼吸器の設定」や「橈骨動脈ラインの確保」等の特定行為8行為を医師の指示を待たずに手順書に沿って行えるようになります。
患者さんが安心して安全な手術が受けられるよう、まずは麻酔科医とともに手術患者さんを担当し、研鑽を重ねていきたいと思います。
また、麻酔科医の業務がタスクシフトできるように日々看護実践を重ねていきたいと思います。


5B病棟 上野 諒子
この度、「呼吸器(人工呼吸療法に関わるもの)関連」、「動脈血液ガス分析関連」の2つの区分別特別行為研修を修了しました。
研修中は、より専門性の高い内容の授業を受け特定行為を実施することの重みを実感しました。
侵襲性の高い医療行為を自分で判断して行う過程で、自分の知識・技術の不足を痛感し落ち込むこともありましたが、他の受講生と協力し乗り越えることができました。
今後は研修での学びを生かし、人工呼吸器を装着しながら療養生活を送る患者と家族を支える存在となるため精進していきたいと思います。