患者さん主体の医療
患者さんを中心に各科が集まる診療体制
「7つの疾病センターと8つの総合診療外来」を開設
趣旨
平成16年4月1日より国立下関病院は、 国立病院機構 『関門医療センター』と名称を変えました。
国立下関病院はこの2年間、患者さんを主体とした医療サービスの見直しをメインテーマとして、『女性総合診療』の開設、患者の権利を付記した診察券『自由通行手形』の発行、病院ボランティアによる開かれた病院づくりなど、さまざまな試行的な医療サービスを進めて来ましたが、これを機会に、『7つの疾病センターと、8つの総合診療外来』を開設し、患者さん中心の医療サービスを徹底してまいります。
この7つの疾病センターと8つの総合診療外来では、それぞれ患者さんのベッドサイドや診察室に直接各科の専門医が足を運び、チームワークで総合的に診療させていただきます。各科を患者さんご自身がグルグル回った従前の仕組みを根本的に変え、文字通り患者さん中心の医療サービスとする新しい試みです。
概要
7つの疾病センター | |
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1. 総合診療センター | 不明熱など診断の困難な病気や生活習慣病への総合的な治療を行います |
2. がんセンター | 外科的治療や化学療法によって各種がんの治療を総合的に行います。 |
3. 消化器・肝臓病センター | 肝炎などの肝臓疾患や胃潰瘍などの消化器系疾患を総合的に治療を行います |
4. 長寿医療(感覚器・運動器病)センター | 視力低下、難聴、めまい、失禁、物忘れ、腰痛、関節痛、骨折など高齢化による機能低下症状に対して総合的に治療を行います |
5. 循環器病センター | 狭心症などの心臓疾患や脳梗塞などの脳血管障害に対して総合的に治療を行います |
6. 救命救急センター〔院内呼称〕 | 重症及び複数の診療科領域にわたるすべての重篤な救急患者を24時間体制で受け入れ、救命救急専門スタッフにより治療を行います |
7. 成育医療センター | 順調な出産、未熟児集中管理、健全な子供の成長、豊かな母性・父性の育成などを総合的に担当します |
8つの総合診療外来 | |
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1. 総合診療 | 内科系・外科系の医師ペアで、初来の患者さんを総合的に診察・治療いたします |
2. がん総合診療 | 各種がん疾患を総合的に診療いたします |
3. 循環器病総合診療 | 心臓疾患や脳血管障害など循環器系疾患を総合的に診療いたします |
4. 成育総合診療 | 順調な出産、健全な子供の成長、豊かな母性・父性の育成などを総合的に診療いたします |
5. 消化器・肝臓病総合診療 | 肝炎などの肝臓疾患や胃潰瘍などの消化器疾患を総合的に診療いたします |
6. 長寿(感覚器・運動器病)総合診療 | 視力低下、難聴、失禁、物忘れ、腰痛など高齢化による機能低下症状を総合的に診療いたします |
7. アレルギー総合診療 | 喘息・アトピー・アレルギー性鼻炎など各種アレルギー疾患を総合的に診療いたします |
8. 女性総合診療 | 女性患者さんのあらゆる症状について女性医師により総合的に診療いたします |
入院患者さんにご利用いただく7つの「疾病センター」では、入院患者さんが自ら転棟、転科することなく、各科の専門医がベットサイドに集まって総合的に診療を行ってまいります。医師は、主として診療に当たる主診医のほか、複数の副診医と研修医がグループで担当します。
外来患者さんにご利用いただく8つの「総合診療外来」では、外来患者さん自ら各科を渡り歩くことなく、各科の専門医が診察室に足を運んで総合的な診療を行ってまいります。ただし、診察に特殊な装置が必要な場合などは、患者さんにご移動お願いすることがあります。
開設日・場所等
- 7つの疾病センター
開設日:平成16年4月1日(木)
開設場所:全ての病棟 - 8つの総合診療外来
開設日:平成16年4月12日(月)
開設場所:外来診療棟
診察日時:火曜日と金曜日の週二回、午後2時~4時
(「総合診療」は、月~金曜日の毎日、午前及び午後)
(「女性総合診療」は、月~金曜日の毎日、午後)
予約電話:083-241-1191