研修医レポート
総合診療部臨床研修医 中村 龍一朗
患者さんのために実現したい医師としての人生
私は将来、泌尿器科医として高度な技術を磨き、患者一人ひとりに最適な医療を提供できる医師になりたいと考えています。
泌尿器科は、尿路感染症をはじめ、癌や腎不全、不妊症など多岐にわたる疾患を扱い、外科的手技から内科的管理まで広く関わる点に強く惹かれました。
その中でも特に腹腔鏡やロボット手術の技術を磨くことで、患者にとって負担の少ない質の高い医療を提供したいと考えています。
泌尿器科は手術の機会が多く、なかでも前立腺癌や腎癌などに対するロボット手術の進歩は著しく、患者のQOL向上に大きく貢献しています。
この分野で最前線の技術を習得し、確かな手技で命と生活を守る医師になることが私の目標です。
ロボット手術は高い精度と繊細な操作を要する分野であり、日々の地道な鍛錬と学びが不可欠です。
私はその技術習得に真剣に取り組み、手術精度の向上を追求することで、患者の安心と信頼に応えられる医師を目指します。
また、ロボット手術を適切に導入する判断力や、術後ケアにおける包括的な視点も大切にしていきたいです。
また、研修医としての2年間は、専門分野に偏らず幅広く医療の基礎を学び、臨床経験を積む貴重な時間だと考えています。
この期間に得た知識や技術は、将来泌尿器科医としての土台を築く上で非常に重要です。
研修期間に内科や外科、救急医療の現場でさまざまな疾患や治療方法に触れることで、患者に対する包括的な視野を養いたいと考えています。