研修医レポート
総合診療部臨床研修医 森山 柚実
患者さんのために実現したい医師としての人生
関門医療センターでの臨床研修が始まり早くも3週間が経ちました。
カルテの使い方や様々な手技の方法などを覚え、出来ることから少しずつ業務を行っていますが、日々自分の未熟さを痛感しています。
実際に臨床の場に立って考えた私が目標とする医師像は、患者さんが安心して治療を受けていただけるような環境を提供できる医師です。
3週間救急科で研修して、ERに搬送される患者さんは、その疾患が重篤であるかどうかにかかわらず、
ほぼすべての方がとても不安に感じているということを実感しました。
日々救急科で研修していると、患者さんが搬送されてくることは当たり前のこととして捉えてしまうことがありますが、
患者さんにとっては決して当たり前の出来事ではないということを忘れずに患者さんの立場に立って診療を行うことが大切だと考えます。
したがって、私は研修医の2年間で、診察を行う際にも、積極的に患者さんに声掛けを行い、
患者さんの表情を確認しながら診察を行うことで患者さんの抱えている思いを汲み取り、
安心して治療を受けていただけるような環境を提供できるように努力していきたいと思います。