研修医レポート
総合診療部臨床研修医 桐山 大樹
研修2年目にかける思い
医師として働き始めてから1年が経ちました。
1年間の研修を経て、基本的な問診、身体診察、検査を自分で考えて行う力が多少はついたのではないかと思います。
しかし、救急などで自分が行った検査・治療を振り返るたびに、まだまだ力が足りていないと痛感させられています。
2年目になり自分の志望科も決まり、自分がすべきことの見通しが立ちましたので、今後はより具体的な目標を決めて、
それに合わせた研修を送りたいと考えています。
また、1年目の研修医が入職して後輩ができましたので、研修に慣れるまでしっかりとサポートできるよう、再度気を引き締めたいと思います。
半年の節目に
関門医療センターに入職し、早くも半年が経過しました。
6年間の医学部生活を終え、待ちに待った研修医としての生活が始まり嬉しい気持ちもありましたが、
初めは右も左も分からず、焦りと不安な気持ちで一杯になりました。
特に当直では患者さんのファーストタッチを自分1人でやらなければいけないというプレッシャーに押し潰されそうになりながらも、
2年目の先生方に支えて頂き、微力ながら少しずつ成長を感じることができるようになってきました。
半年が経過して、出来ることも徐々に増えてきましたが、いざ重症の患者さんを目の前にすると、どのように対応するのが最善か、
なかなか思い至らないこともあり、まだまだ勉強不足だと自分の無力さを痛感させられたことも多々ありました。
半年後には後輩も入ってきて次は自分が指導する立場になるということを意識して、
様々な場面で更に自信を持って対応できるよう、より一層精進していきたいと思います。