研修医レポート
総合診療部臨床研修医 木村 究達
地域医療研修を終えて
沖縄北部地区医師会病院呼吸器内科での研修を通して、呼吸器疾患に対する理解が深まり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
多様な症例に触れる中で、特に印象に残ったのは気管支内視鏡検査の見学でした。
実際の検査に立ち会い、スコープ操作や局所麻酔、検体採取の流れを間近で見ることで、教科書だけでは得られない臨床的な知識と技術を体感できました。
実際の検査の準備段階から事前にシュミレーションして検査を行なっており何気ない手技であっても事前準備の大切さを学ばせていただけました。
また実際に気管支鏡のスコープの挿入から気管支の観察までの流れを実際にさせていただき大変勉強になったのと同時に難しさも実感できました。
また、間質性肺炎やニューモシスチス肺炎など関門医療センターではあまり見ることのない疾患なども経験することができました。
画像の見方や薬剤の調整など今回の研修を通じて今後の診療に活かしたいと強く感じました。
地域医療を担う病院として関門医療センターには回復期・慢性期病棟はないので回復期・慢性期を通じて退院する過程も経験できて今後自分が主治医となる上で必要なことを学べました。
今回の研修での経験を大切にし、今後も学びを深めていきたいと思います。
半年の節目に
4月に関門医療センターでの臨床初期研修がスタートし気付けば早くも半年が経過していました。
働きだした当初は右も左もわからず先輩や上級医、同期に頼りながらなんとかやっていくので精一杯でしたが、
働くに連れて少しずつではありますが業務の方に慣れてきているのかなと感じています。
最近感じるのは、はじめの方は業務に慣れることで精一杯で気づいていなかった細かい部分に対する疑問点に気づける様になったことは
少しずつではありますが成長できているのではないのかなと思います。
1年目も折り返しになりましたが、診療の場で比較的重症な症例を引く事も多々ありその度に自分の至らなさを痛感しています。
ただその分たくさん学ばさせていただいているのかなと思いその都度しっかり反省し活かせているのではないかと思います。
まだ4分の3研修生活が残っていますが引き続き学びを継続していきたいと思います。
























