研修医レポート
総合診療部臨床研修医 柄本 史麿
患者さんのために実現したい医師としての人生
臨床研修医としての業務がスタートして約2週間が経ちました。
まだ分からないことが多いながらも、明らかに学生の時とは違う責任感を感じています。
また、学生時代の実習では鍛えることができなかった臨床推論能力を高められるよう、
そして患者さんにより良い医療を提供できるよう日々の研修に努めていきたいと思う所存です。
昨今ではインターネットの普及により容易に疾患や薬剤についての情報を得ることができます。
それらは患者さんにとって極めて有益であることは言うまでもないですが、その一方でそれらの扱い方が難しいのもまた事実で、
患者さんのなかには必要以上に不安を感じていらっしゃる方が少なくないと感じました。
私はそのような不安に真正面から向き合えるような医師になりたいと思いました。
そのためには、普段から新しい情報に対してアンテナを張り続ける姿勢や、
他者に対する思いやりを持ち続けることが必要不可欠であり、その気持ちを忘れずに色々なことに取り組みたいです。
今は2年目の先生方の助けによってなんとか業務が成り立っている状態ですが、
来年には自分が後輩を助けられるような先輩になれるよう日々を充実させたいと思いました。