研修医レポート
総合診療部臨床研修医 外丸 遼太
患者さんのために実現したい医師としての人生
関門医療センターで研修が始まり、早2週間が経ちました。
救急科での業務も徐々に手伝えることが増えてきた一方、G W明けから始まる当直に不安を募らせる日々を送っています。
2週間を終えて感じた私の理想の医師像は、患者に安心感を与えられる医師です。
救急外来の患者さんを最初に診るのは我々研修医の仕事ですが、その後に上級医の先生が再度診察をします。
同じような診察をしているはずなのに上級医の先生が会話をすると、患者さんはより表情が柔らかくなり安堵した表情を浮かべられます。
細かい目線や声量、診察のスムーズさなど、我々が診察する際には知らず知らずのうちに不安を与えていたのでしょう。
もちろん、痛みや辛さをとったり疾患を鑑別したりするのは重要ですが、患者さんの不安を除去してあげるのも非常に重要な仕事なのだと改めて痛感しました。
安心感を与える医師になるためには、知識や手技などを確実なものにする必要があります。
今はまだわからないことだらけですが、少しでも気になる点は積極的に聞いたり調べたりする姿勢を持ち続けたいです。
この気持ちを忘れずに2年間精進し、少しでも理想の医師像に近づきたいと考えております。