研修医レポート
総合診療部臨床研修医 大角 隆次郎
辛苦を超えた喜びの1年
春の日差しが心地よい毎日でございますが、皆様お変わりございませんか。
関門医療センターでの初期研修も皆様方に支えていただきながら2年目を迎えることができました。
現在も学びの多い日々を過ごさせていただいております。
思えばちょうど1年前のこの頃、右も左もわからない状態で医師の世界に入職し、上級医の先生方に医師のあり方について教わっておりました。
それから1年経ち、まだまだ半人前ではございますが、1年目の後輩を持つことができました。
卒業された1つ上の先輩方が示してくれたように、今度は僕たちが後輩に教える番となりました。
まだまだ初めて経験する症例・手技は多くありますが、後輩たちの手本となるよう、より一層励んでいきたいと思います。
また、この最後の1年の研修が終了した後は、専攻医となり、主治医として患者様と接することとなります。
主治医となれば治療の方針等、すべての決定権を委ねられるため中途半端な知識では患者様だけでなく、
周りのスタッフに対しても悪影響を及ぼしかねません。
そのような事態に陥らないよう、残りの1年間で患者様の管理、病院スタッフとの連携についても学んでいきたいと思います。
辛苦を超えた喜びの1年
桜前線の待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
関門医療センターでの勤務を始めて1年が経とうとしており、同時に私の医師としてのキャリアも1年を迎えようとしております。
昨年の4月に右も左もわからない状態で研修医として入職してから学びの絶えない日々を過ごしておりましたら、
気が付いたら1年が経っていたという印象です。
1年目の研修医として一番苦労したことは、日々の当直業務です。
5月は2年目の先生と一緒に当直をさせていただき困ったことがあれば相談することができましたが、
6月以降は一人で初療から上級医へのコンサルトまで行うことが強いられます。
コンサルトの内容がまとまっておらず、上級医に正しい情報を提示できず診療がスムーズに行えなかったこともありました。
そのような状況でも冷静に対処していただいた上級医の先生方には大変感謝しております。
このような経験もあり、現在はスムーズなコンサルトを行うことができた際は、ほんの少しではありますが達成感を感じております。
4月からは新たに1年目の研修医の先生方が後輩として入職されます。
1年前の自分を見つめなおす気持ちで一緒に成長できるよう日々努力していきたいと思います。