研修医レポート
総合診療部臨床研修医 宮﨑 芽輝
患者さんのために実現したい医師としての人生
6年間の学生生活の終わりとともに、研修医としての生活が始まりました。
10歳の頃から志してきた医師になれたことに、深い喜びを感じます。
私の将来の志望科は小児科、小児外科です。
いずれに進むかはまだ迷っていますが、小児医療に携わりたいという気持ちを持っています。
私の家庭は母子家庭で、子供の頃の様々な経験が、自分の人生に大きな影響を与えたと考えています。
その影響の中には、今私が医師の道を歩んでいる所以となったものもあります。
そのため、医師として小児医療に関わり、一人一人の子供と向き合うことで、それぞれの人生の「お手伝い」ができると良いと感じています。
子供にとって入院や通院といった体験はつらいものでしょうが、大人になったときに心の傷が無いことが望ましいと思います。
むしろ、アドバンテージだと捉えられるような、そんな医療を届けられればと思います。
この研修医生活2年間は小児科医になる以前に、まずは医師としての基礎を作ることを頑張ります。
患者さんの人生のお手伝いをするというのは、何も小児に限ったことではありません。
それぞれの患者さんにとって、その時々に必要なものを提供するのが医師の使命だと考えています。
それはすなわち、独りよがりな医療ではなく、患者さんとの会話の中で生まれるものだと思います。
患者さんを第一に考え、最善を尽くせる医師となりたいです。