研修医レポート
総合診療部臨床研修医 木下 公介
患者さんのために実現したい医師としての人生
研修医として働き始め、処方や検査のオーダー、ドレーン抜去、ガーゼ交換といった、
医師としてベースとなる知識や手技に慣れるだけでも精一杯の日々を過ごしています。
導医の先生以外にも、2年目の先輩方や同期、コメディカルの方の助けを借りながら、日々何か一つでも学べればと思っています。
実現したい医師像が明確に浮かぶほど、医師の職務について把握できてはいませんが、指導医の先生方をみていて、医師何年目になっても勉強する姿勢は必要であることを再認識しています。
それが自身のためになることはもちろんですが、患者さんに態度や説明で不安を抱かせないこと、寄り添うことに繋がると思っています。
すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなるといいますが、手技や経験、医療者との関わり方等、すべての経験が一生物となるかそうでないか、自分の学ぶ姿勢や物事の突き詰め方次第だと思います。
今後の長い医師人生からすれば、研修の2年間すべてが初心だという気持ちで診療にあたっていきたいと思います。