総合診療部臨床研修医　　　森中　萌子

患者さんのために実現したい医師としての人生

研修医生活が始まり2週間が経ちました。 糖尿病・血液内科をまわらせていただき、糖尿病や血液疾患をもつ患者さん関わりながら外来や入院の業務を行っています。 研修医になったばかりでまだまだ分からないことだらけですが、指導医の先生方や研修医2年目の先輩方、 コメディカルの方々にご指導、手助けをいただきながら学ばせていただいています。

私は将来、働く人の近くでその健康を守っていく産業医になりたいと思っています。
理想は、働く人々が自分の健康に興味・関心を持ち、健康的な生活を送り、心身ともに健康で生涯にわたって仕事をしていけるような環境を作れる産業医です。 現在の医療は発展してきたといわれていますが、まだ完治せず一生その病気と生きていかなければならない方もいらっしゃいます。 一方で健康に関心を持ち、気をつけていれば予防することができたり、完治させることのできたりする病気もたくさんあります。 そのようにいろいろな背景を持つ方々が仕事を続けるためには病気に対する理解やその方の仕事・生活に対する理解が必要です。 働く人やその家族が持ちうる病気や健康の悩みについて幅広い知識をもつとともに、相談しやすい空間を作れること、 健康に関心を持ってもらえるような話の仕方を身につけなければならないと思っています。

理想の医師に少しでも近づけるよう日々の学習を怠らず、患者さんだけでなくご家族や地域の方々と関わりをもちながらコミュニケーション能力を身につけていきたいと考えています。

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