総合診療部臨床研修医　　　岸本　拓也

自己実現に近づけた２年間

診療科:脳神経外科

診療科を選んだ理由
手術をしたい、全身管理をしたいことが一番の理由です。 また将来的には救急科に進みたいため、救急科と密接に関係している脳外科を選びました。

研修して…
救急医の先生がいらっしゃったことで初期対応を含めERでの対応の基盤がこの2年を通して学ぶことができました。 また各科の先生方も大変優しく、丁寧に教えて頂け、手技も積極的にさせていただけたことで、医師としての考え方、 内科管理や基本的技術、そして他科の先生やコメディカルスタッフとの関わりについてもしっかりと学ぶことができました。 脳外科、外科、救急と進路を迷っていましたが各科の先生が相談に乗ってくださり、進路も決めることができました。

将来、目標とする先生とも出会うこともできました。 自身の感情に左右されることなく、スタッフとも患者さんとも良好な関係を築き、信頼されるような医師になれるよう頑張ります。

3ヶ月の経験とこれからの挑戦

関門医療センターで研修医として働き始めて3ヶ月が経ちました。 この3ヶ月は業務や環境に慣れるのに必死で、上級医の先生方、コメディカルの方々や同期に助けられながらなんとかやってこれました。 それと同時に自分の知識不足、技術不足や不甲斐無さを感じる日々でもありました。

そんな中で当直の回数も増え、自分の判断を迫られる機会も増えてきました。 今までは周りの先輩方に聞きながらその場その場でなんとかこなしてきましたが、先輩方は外病院に行かれるようになり、いつまでもそれではいけないと感じています。 今までと同様に教科書で学べることは事前に学び、臨床の場で学べることは後からもしっかり見つめ直すことでより知識を確実に自分のものにしていきたいと思います。

一日でも早く、助けられてばかりではなく、自ら考え提案し治療していけるようになれる様、患者さんから学ばせて頂きながらこれからも日々努力していきたいです。

患者さんのために実現したい医師としての人生

研修医として仕事を始め、早くも１ヶ月半が経ちました。 始めは新しい環境に慣れることに追われ、大学の勉強とは違った、手技を含めた業務を行うための知識不足、実力不足を補う勉強に追われていました。 そんな日々を過ごす中で多くの患者さんとお話しさせていただき、患者さんが想像以上にそれぞれの不安を抱えていることを感じました。

適切な対応、治療を行うことはもちろんですが、そうした不安を少しでも和らげることも医師の重要な役割だと思います。 従って、しっかりとした知識を持ち、迅速に適切な対応が行えること、患者さんの抱えているであろう不安な気持ちを意識した上で 少しでも患者さんの不安が拭えるような話し方や傾聴を行うことが最も患者さんのためになると考えています。
知識や対応、技術についてはについては普段から如何に勉強し、積極的に学ぶ姿勢を保ち続けるかが大切であり、 話し方や傾聴の技術については普段から患者さんと接する際はこのことを意識してお話を聞くことで修練できると思います。
この２つを常に意識して学んでいける様、研修生活一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

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